8日閉幕した東京五輪で、金メダル獲得数は38個と米国に次ぐ2位に付けた中国。2016年のリオデジャネイロ五輪の26個より12個増で、中国メディアは復権を強調。一方、祝賀ムードの裏に、中国の元世界チャンピオンが地下鉄で物乞いする写真がSNS上で拡散され、挙国体制によるメダル量産の問題点は再びクローズアップされた。
話題となったのは、元世界チャンピオンの中国体操選手・張尚武さんの写真。中国代表のユニフォームを着て、手に自分の名前が書かれた看板を持ち、地下鉄の車内で物乞いをしている様子が映っている。
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